事務局からのお知らせ

震災から9年 JR常磐線 全線で運転再開

東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、
福島県の富岡と浪江の間で運休が続いていたJR常磐線が14日、9年ぶりに全線で運転を再開しました.

復旧が進むにつれて運休区間は徐々に解消し、福島県内の富岡と浪江の間の20.8キロが残されていました.
浪江駅では14日朝5時53分、鉄道ファンなどが見守る中、上りの普通列車が出発し、全線で運転が再開されました.
これで東日本大震災の影響で運休が続いていた区間はすべて解消されたこととなります.

再開された区間では、普通列車が1日に11往復するほか、特急「ひたち」も品川や上野と仙台を結ぶ便が3往復、再開されます.

(NHK ニュースのページリンクはこちら)

 

 

被災地各地では、粛々と、しかし確かに再生に向けての歩みが続いています.
これからも本事業では、被災地3県のこどもたちのために、活動を続けてまいります!!

事務局一同

そう、私たちは負けません

いつまでも、いつまでも

ほそくともながく

こころをつむぎつづける その心を忘れず

未来を作るこどもたちの笑顔を育み、ともに明日へと歩みをすすめる

そう、それが私たち、東日本大震災小児医療復興新生事務局の願いです

あれから9年が経ちます そう、それでも私たちは立ち上がりました

三陸鉄道が、台風にも負けず走り続けています

仮設を卒業して、新たな施設で地域、こどもをみまもります

復興道路、三陸道路、沿岸部、浜通り、道路が、ひとともの、こころをつないでくれます

支援する心が、寄り添う心として、ともに歩み続けてくれます

あれから9年が経ちます

私たちは、ちいきと、そこに住むこどものため、これからも共に歩みを続けます

あれからの9年を、より良いものとして胸を張れるように

 

あれから9年…

濡れた身体を寄せ合い、寒さを屋上で凌いでから

プロパンガスボンベが打ち上げ花火のように真っ暗な夜空を照らしてから

妻の安否もわからぬ中、それでも病院職員を鼓舞してから

災害派遣チームが、びゅーっときて、そして何もなくなったこの施設で過ごしたあの晩から

ガソリンがなく、同僚も来ない、帰宅もできないみんなで過ごした1週間から

トリアージタグで外来玄関が埋め尽くされてから

そう、あれから9年が経ちます

 

 

施設紹介: 公立相馬総合病院

引き続き、支援受入施設のご紹介です!
今回は、福島県相馬市に位置する公立相馬総合病院です.

公立相馬総合病院の伊藤です。震災による津波被害そして原発事故が重なる中、職員が一丸となって地域医療を支えてまいりました.
特に小さなお子さんをお持ちの方の不安が大きく、小児科医の果たす役割が大きくなっております.
福島県の子供=未来のためにどうか皆様のご支援をお寄せください.
線路も流され、当地へのアクセスが不便でご迷惑をお掛けいたしますが宜しくお願いいたします.

小児科長:伊藤 正樹

公立相馬総合病院では、日曜・祝日を中心に休日外来業務をご支援でいただける先生方を募集しております!
東北中央道相馬IC〜相馬山上ICが2019年12月に開通し,
JR常磐線も、まだ運転見合わせ区間がありますが、着実に復旧と運転再開区間が拡大してきております.
ほそく、ながく!子どもたちのためのご支援のお申し込み, お待ちしております!!

事務局一同

 

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公立相馬病院 小児科 伊藤先生(中央)と小児科外来スタッフの皆様