事務局からのお知らせ

3.11の空 泉ヶ岳 船形連峰を望む

奥羽山脈船形火山群の主峰 船形山とその手前にそびえる泉ヶ岳を杜の都、仙台より遠望した

画像を、宮城県保健福祉部 医療政策課 地域医療第2班 今野 直人(本事務局 宮城県担当)

より届けてもらいました

清流の源として、山々が人々を見守ります

永久に山々の恩恵を授かり、子ども達を見守りつづけるよう大切にしていきたいものです

3.11の空 晴れ渡る福島の空

福島県庁 保健福祉部医療人材対策室

伊藤諒介(当事務局 福島担当)からの福島県庁周辺の空画像の投稿です

 

雲一つない綺麗な青空が広がっていました。

10年前の今日も天気はよくて、空を見上げていると色々と当時の思いがこみ上げますね。

写真を撮影した福島県庁周辺のこの河川敷の景色が私は大好きです

 

とコメントを添えて頂きました

河原と空、どちらの地域でも人々の心を癒やし、私たちを見守ってくれていますね

 

追伸

伊藤は、春より地元秋田に戻ります 事務局の仲間が減るのは寂しいですが

本事業の理解者がさらに増えていくと、皆で思い直して

送り出していければと考えます!

事務局一同

伊藤様、是非秋田でもご活躍下さい!

東北の仲間より

 

コロナ禍でも負けない これまでの10年も、この先の10年も

皆様

10年を迎えました

コロナ禍でも、あの時を忘れず、あの頃を偲び

これからも こころをつぐみ ほそくながく おもいつづける

そういう事業でありたいと、事務局一同 強く、強く思っております

引き続きどうか、よろしくお付き合いください

事務局一同

3.11の空 開運橋からのぞむ母なる山 岩手山

早速、掲載させていただきます!

事務局長(山﨑)自ら、撮影した1枚です

岩手県が誇る、

秀麗高き、岩手山

清流長き 北上川をともなった

3.11 盛岡の朝空です

 

岩手に、盛岡に住まう人々の、ふるさとがそこにあります!

あれからの10年も、これからの10年も、

ふるさとがあります

そこに住まう子どもがいます

子どもをまもり、育み、その一人一人が

ふるさとの山を成し、大河を集めるがごとく大きな力となってくれるよう

大事にしていければと切に願います

追伸

護岸工事は、盛岡地区かわまちづくり(舟運)実行委員会が、

開運橋付近と明治橋付近に2020年度内に船着き場を整備するとのことです

 

 

特別寄稿 「東日本大震災から10年を迎えて」東日本大震災小児医療復興新生事務局 代表 山﨑重信

東日本大震災の発災から10年を迎えるにあたり、改めて犠牲になられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被災した皆様に対しお見舞いを申し上げます。また、当事務局の事業に御支援くださっている皆様に対しましても改めて感謝を申し上げます。

未曽有の大災害から10年。被災地では目に見えて復興が進みました。岩手県では災害公営住宅はすべて完成し、応急仮設住宅の全ての入居者がやっと恒久的な住宅に移行できる見通しとなりました。復興道路は順次開通し、年内には全区間の開通が見込まれています。

一方で、突然家族を失った悲しみが深く心のケアが必要な被災者や、移転先のコミュニティになじめずに孤立しがちな被災者などに対して寄り添った支援がまだまだ必要です。医療に関しても、病院は再建されましたが、医師不足とりわけ小児科医の不足は地域に暗い影を落としています。

震災により被災地の人口減少・少子化はますます加速し、復興の先の未来を担う子ども達は大切な地域の宝です。被災地に心を寄せ、支援してくださる小児科医の先生方は、地域にとって復興を支えてくださる希望の光となっています。

今はコロナ禍で厳しい現状もありますが、子どもたちが健やかに成長できるよう「ほそくながく」取り組んでまいりますので、今後とも本事業への御支援をよろしくお願いいたします。

令和3年3月11日

東日本大震災小児医療復興新生事務局代表

岩手県医療局医師支援推進室 医師支援推進担当課長 山﨑重信