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福島県立医科大学 小児科学講座 教授
郷 勇人
東日本大震災から13年が経ちました。また、この間、新型コロナウイルス感染症の流行もありました。医療崩壊の危機に直面した福島県の小児医療でしたが、日本小児救急医学会の東日本大震災小児医療復興新生事務局を通じて、福島県の公立相馬病院、公立岩瀬病院、県立南会津病院では、全国の方々から多くの支援を頂き、現在も、小児科の診療応援をいただいており、感謝申し上げます。
これからも「ほそく、ながい」支援を頂きながら、福島県の小児医療体制の回復そして充実に向かえればと思います。どうぞよろしくお願い致します。

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福島県保健福祉部医療人材対策室 主幹
國島 郁行
東日本大震災小児医療復興新生事務局(福島県担当)の國島と申します。今年度から担当することとなりました。どうぞよろしくお願いいたします。
これまで、全国各地から当県のために多大な御支援・御協力をいただいている医師の皆様に対し、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
また、本年3月末で、新型コロナウイルス感染症の特例措置が終了し、4月から通常の医療体制へ移行しましたが、新型コロナウイルス感染拡大の際は、医師や看護師を始めとする医療従事者の皆様に、各地域の住民の命と健康を守るために最前線で懸命に御尽力をいただいたこと、そして、そのような状況においても、多くの医師の皆様が当県に御支援していただいたことに改めて深く敬意と感謝を申し上げます。
当県では、昨年、県内6町村に設定されていた特定復興再生拠点区域の避難指示解除、さらに特定帰還居住区域が創設され、帰還困難区域全体の避難指示解除に向けた大切な一歩を踏み出し、復興に向けた動きが一段と加速しております。
その一方で、避難地域の復興・再生、廃炉と汚染水・処理水対策、風評と風化の問題などいまだ多くの困難な課題を抱えております。
震災からの復興を果たすとともに、新興感染症など様々な健康リスクから県民の皆様をしっかりと守るためには、安全・安心な医療提供体制の維持・確保がこれまで以上に重要になると感じています。
当県の未来を担う子どもたちが安心して伸び伸びと暮ら伸びと暮らすことができるふくしまを実現するため、引き続き、これまで同様に「ほそくながく」小児医療に携わる皆様の御支援・御協力を賜りますようお願い申し上げます。
2024年5月7日