事務局からのお知らせ
新年度のご挨拶 東日本大震災小児医療復興新生事務局 第7代事務局長(兼 岩手県担当)
2023年4月13日
東日本大震災小児医療復興新生事務局の総合窓口と岩手県担当を務めております、岩手県医師支援推進室の菊地と申します。
東日本大震災津波から12年余が経過しました。
これまでに全国の小児科医の先生方からいただいた多くの温かい御支援が、将来の地域の担い手となる子どもたちや、地域医療の確保に奔走する医療関係者にとって、どんなに心強く、安心感をもたらしたのか計り知れません。
全国各地から、被災地のために御支援賜りましたことにつきまして、改めまして深く感謝いたしますとともに厚く御礼申し上げます。また、当事務局の事業に御支援くださっている皆様に対しましても改めて感謝を申し上げます。
岩手・宮城・福島の3県に甚大な被害をもたらした東日本大震災からの復興事業により、岩手県では被災した県立病院が再建されたほか、現在では復興道路・支援道路・関連道路が完成し、県土の縦軸、横軸を構成する、新たな道路ネットワークが形成されました。また、防潮堤などの津波防災施設も整備が進み、その多くが完成しました。
復興は着実に進み、より大きな希望が持てるようになっています。
一方で、被災地などでは、依然として深刻な医師不足が続いており、地域医療を取り巻く環境がさらに厳しさを増してきております。
全国の小児科医の皆様におかれましては、このような被災地の事情を御考慮いただき、今後とも、「ほそくながく」御支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。
令和5年4月13日
東日本大震災小児医療復興新生事務局代表
岩手県医師支援推進室 主幹兼医師支援推進担当課長
菊地宏明