事務局からのお知らせ
「被災地で働けるということ」 弥富先生より貴重なコメントを頂きました!
2013年9月25日
(株)東日本製鉄所 千葉健康管理センター 弥富先生より
「新鮮な」コメントを頂きましたので、遠野病院コメント欄より再掲
させて頂きます。
弥富先生、今後ともよろしくお願い申し上げます。
以下、コメント
東日本大震災小児医療復興新生事務局のHPを拝見し、遅ればせながらこの程初めて、大船渡・陸前高田・遠野病院小児科のお手伝いをさせていただきました。
福島県立医大を卒業し、自分の半分は東北人と自負している私にとって、震災直後に被災地に駆けつけられなかったことは、大きな負い目になっていました。そのため今回のこの機会を本当に嬉しく思い、今後も継続して被災地のお手伝いをして行こうという気持ちを新たにしました。
被災地で出会った子どもたちは、これが一期一会になるかも・・・と思うと誰もが本当に愛おしく、連れて帰りたい気持ちが沸き起こり、人買いのような気分でした。
何よりも、医師という立場で被災地のお手伝いができ、医師になれたことを心から感謝せずにはいられませんでした。初めて医師を志した時の、あの頃の気持ちが蘇るようでした。医師であることに感謝できなくなりつつある方がいらっしゃったら、1日でも2日でも、ぜひ被災地のお手伝いをなさってみることをお勧めします。きっと何か、今後の生き方の貴重なヒントが得られるでしょう。
JFEスチール(株)東日本製鉄所 千葉健康管理センター
専属産業医 弥富 耕平