事務局からのお知らせ

公立相馬総合病院 小児科長 伊藤正樹先生 年度初め所感 特別寄稿

早いもので震災後7年が過ぎました。今年度も多くの先生方にご支援をいただき、大変感謝しております。

当地区の小児を取り巻く環境は震災直後に比べればかなり改善していますが、一方で原発の廃炉作業や

居住制限区域の解除など、残された課題が多いのも実情です。時間の経過とともに、住民の中でも原発事故への

考えや対処に温度差が出てきています。

そんな中、私たち小児科医は、震災前と同様の医療を提供することはもちろん、より一層きめ細かい対応が

出来るように心がけて行きたいと考えています。

新年度もより一層のご支援をいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

公立相馬総合病院 小児科長

伊藤 正樹

写真(事務局挿入 真ん中 伊藤正樹先生 左福島県保健福祉部 十文字高志、右 埼玉医科大学総合医療センター 板倉隆太)

DSC_0345