事務局からのお知らせ

もりのくまさん さんからの投稿

匿名希望ですが、石巻市夜間急患センターをたびたびご支援頂いている

先生より投稿がございましたので掲載(転載)します

 

「復興公営住宅(災害公営住宅)」

関東は暑さが厳しくなって参りましたが、石巻は心地よい海風が吹いていました。

あの地震から6年半が経ち、石巻には復興公営住宅(災害公営住宅)が多く見られ、
石巻市夜間急患センターを受診される方の住所にも見受けるようになりました。
仮設住宅の子どもたちがゼロになるまで東北へ向かおう、と決めて支援活動を
続けてきたので、そろそろ・・・と思っていた矢先の出来事です。

咳をしている小学生のお子様とそのお母さん。
問診の中で、お父さんのことを尋ねようと、
「お父さんは風邪とか引いてたりしてませんか?」
と聞くと、二人の表情が曇りました。
はっと、思い、「大丈夫ですよ」と告げて診察に進みました。
確認はしませんでしたが、お父さんは亡くなっていたのかもしれません。

6年半が経っても、住宅が立っても、家族を失った心の傷は癒えることはないのだと思います。
この子達がしっかりと成長でき、成人になるまで、細く長く支援できればと想い直しました。

全国からいらっしゃる先生方と この地域の人々の暮らしを支え合えたらいいな、と思います。
皆様もどうぞお体ご自愛ください。

 

もりのくまさん 先生、いつもありがとうございます

被災地でないと分からない事、側にいてあげて初めて気がつくこと、

多くのこころが、現地では交差します

本HPをご覧のみなさま、是非、石巻へ、東北へ、お越し下さい!

事務局一同