事務局からのお知らせ

「あの日」を振り返る 第1回

2016年7月1日 仙台において行われた第30回日本小児救急医学会学術集会

特別講演 「被災した陸前高田市の医療復旧と小児医療」 岩手県立高田病院

前院長 石木幹人先生より貴重なスライド資料を頂きました

ご許可を頂きましたので、本HPにて少しずつ共有して参りたいと存じます

 

震災前の高田病院は、高齢化を迎える中、産婦人科の撤退や、

住田病院の無床化などに耐えながら、気仙二次医療圏の一翼を担い

(基幹病院の大船渡病院も成人診療科の撤退が続く)、

孤軍奮闘し、高齢者医療の充実、大船渡病院の補助、介護職や行政・住民との連携を強化、

認知症外来、リハビリの充実に力を注ぎ、70から80床への増床が計られるところでした

また、2011年2月26日には気仙在宅療養を支える会を発足させるに至りました

しかし、あの日、2度の長い揺れの収まったところで、病棟内を見回ると、

天井パネルが至るところで落ちそうになり、51名の入院患者に問題はなかったものの、

病棟内はパニックに陥っていたとのことです(続く)

写真は4階ナースステーションの写真です

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