事務局からのお知らせ
事務局 福島県担当 挨拶 福島県保健福祉部 医療人材対策室 主任主査(医師確保担当) 國分 透
2016年3月13日
東日本大震災の発災から5年が経過しましたが、当県では地震・津波により被災された方、原発事故に伴う避難区域の設定により避難を余儀なくされた方など、未だ10万人近くの県民が県内外で避難生活を余儀なくされております。
この間、国内外からたくさんの温かいご支援を頂き、当県の復興は着実に進んでまいりました。医療の分野においても、被害を受けた医療機関の復旧・再開や医療人材の確保など、医療提供体制の再構築に取り組んでいるところです。
しかし、医療人材の確保は厳しい状況が続いており、特に、小児科医につきましては平成26年における当県の15歳未満人口10万人あたりの医師数は85.9人であり全国平均の103.2人を大きく下回るなど、依然として減少傾向が続いております。
このような状況の中で、全国の多くの皆様の御支援と、当県に心を寄せてくださる皆様の温かい気持ちが、当県の復興を進める上での大きな力となっております。
当県の未来を担う子どもたちが安心して伸び伸びと暮らすことができるふくしまの復興を成し遂げるため、引き続き全国の医師の皆様のお力添えをお願い申し上げます。
2016.3.11