事務局からのお知らせ

東北大学大学院医学系研究科小児病態学分野 教授 呉 繁夫 先生よりコメント

 震災から丸5年が経ちました。長かったようにも、短かったようにも、感じます。私が東北大小児科の教授に就任する3ヶ月前に大震災が起きましたので、私の教授生活は震災復興とぴったり重なっています。その間、全国の皆様に多大なご支援を頂き、何とか今日まで宮城県の小児医療を続けてくることが出来ました。特に石巻市夜間急患センターの運営に関しましては、現在も継続して小児科の診療支援を頂いています。長期間変わらぬご支援を頂いていることは感謝に堪えません。また、この支援システムを設置して頂いた小児救急医学会、日程調整を行って頂いている宮城県庁の方々に心より御礼申し上げます。

 石巻市夜間急患センターは、現在の仮診療所から石巻赤十字病院隣に新設される建物に移設予定です。東北地方の小児科医師は、まだまだ足りない状態が続いています。今後ともご支援の程どうぞよろしくお願い致します。

2016.3.11

Phote (Kure S)