公立相馬総合病院

小児科外来スタッフ、伊藤医師(前列 真ん中)
津波で大きな被害が出た相馬沿岸部
 公立相馬総合病院の伊藤です。震災による津波被害そして原発事故が重なる中、職員が一丸となって地域医療を支えてまいりました。特に小さなお子さんをお持ちの方の不安が大きく、小児科医の果たす役割が大きくなっております。
 福島県の子供=未来のためにどうか皆様のご支援をお寄せください。線路も流され、当地へのアクセスが不便でご迷惑をお掛けいたしますが宜しくお願いいたします。小児科長:伊藤 正樹

募集要項

勤務期間
勤務期間(曜日)は、日曜日及び祝日となります。
勤務内容
救急外来の診療となります。日直・宿直はご希望によりますので、ご相談ください。
報酬等
院内における規程に準じて支給。宿舎(ホテルまたは当直室)・食事は病院において手配。

基本データ

病院長
佐藤 雅彦
小児科長
伊藤 正樹
総病床数
198
総常勤医数
21

小児科基本データ

小児科医数
4
病床数
20
年間患者数
入院
2,521
外来
10,905
救急外来
2,678
救急車受諾
71
その他備考

  • 2024/11/25 福原先生、ご支援ありがとうございました. 伊藤 正樹 (所属:公立相馬総合病院)
    福原先生、先日はご支援誠にありがとうございました.
    スタッフ一同、感謝申し上げます.

    札幌に戻られてからも早々に夜勤をされておりますとのこと、
    寒さが増していく日々ですので、どうぞご自愛ください.
  • 2024/11/25 「こころをつむぐ、ほそくながく」を大切な一言と心に刻んでいます. 福原正和 (所属:札幌市医師会夜間急病センター)
    この度は伊藤先生の丁寧なご説明と看護師さんのサポートがあり気持ちよく働くことが出来ました.
    小児科学会誌で年に数回東日本大震災支援プロジェクトのチラシが入っており気になっていましたので今回伺う事に致しました.
    チラシにある「こころをつむぐ、ほそくながく」を大切な一言と心に刻んでいます.

    「支援」と言うには私にとってちょっと後ろめたい動機もあります.
    実は娘家族(孫3人)が福島県内(中通り)におり、働く娘からは「お父さん、用事も無いのに来ないでよね、食事の用意など大変なんだから. お母さんと一緒ならいいけど・・・」と言われており、孫の顔を見たい「じじ」としては「用事」を探しておりました.
    「支援」として、石巻の夜間急患センターには何回か行っておりましたが、福島にも行くべきと今回相馬病院に初めて伺う事に致しました. 電子カルテが上手く出来るかやや不安もありましたが、伊藤先生のサポートもありどうにかトラブルなく外来をこなすことが出来ました. 15名の外来患者さん、1名アデノ感染で熱が続き食欲ない患者さんの入院を伊藤先生に受けて頂きました.

    過疎地で地域医療を支える皆さんのご健闘に敬意を表します.
    私は今年後期(高貴)高齢者になりましたが、体が続く限りまた機会がありましたら伺いたいと思います. その時はよろしくお願いいたします.

     札幌市医師会夜間急病センター
     福原正和 (本日は準夜勤務です)
  • 2024/10/24 下村先生、ご支援ありがとうございました。 伊藤 正樹 (所属:公立相馬総合病院)
    下村先生

    この度は複数回にわたりご支援をたまわり、ありがとうございました。
    天気は大丈夫なようですが、どうぞお気をつけてお帰り下さい。

    また機会がございましたら、相馬へ足をお運び頂けると幸甚に存じます。
    今後ともよろしくお願いいたします。

    伊藤正樹
  • 2024/10/24 公立相馬総合病院の小児科診療支援に来て 下村国寿 (所属:しもむら小児科医院)
    東日本大震災により生じた震災地域での医療支援をするための小児医師募集案内が日本小児科学会雑誌に同封されているのを以前から見てきた。

    応援に行きたいなと思っていたが自らの小児科クリニックの診療が忙しくて実現は難しかったが2019年に小児科クリニックの院長を長男に譲り、2024年3月には小児科医会や医師会の仕事にもひと段落着くことになったことでやっと行くことができるようになった。小児科医療支援にも外来診療+入院診療を毎日やるもの、外来診療を週に5回やるもの、休日のみ外来診療をやるもの等があるのだが、74歳の身にしては“休日のみの外来診療”が適当であろうと考えた。また、福岡市に在住しているので1回だけで帰ってしまうのももったいないので4週間くらい働くことにしよう。今でも夏山に登っているので、時期としては夏山シーズンが終わった9月下旬~10月中旬の4週間(診療日は6日間)にすることにしよう。このように考えながら、妻にも一緒に行ってもらおうと相談すると「いいよ」とのことだったので、2023年末に該当施設の公立相馬総合病院に連絡し2024年3月に「決定しました」との返事をもらった。

    日曜日と祝日だけ勤務して残りの日はどうように過ごそう?そこは、元々山が好きなので日本百名山の岩手山、鳥海山、月山や世界自然遺産の白神山などに登ることにしようと考えていた。ところが2024年5月に通常のジョギングをしているとき急に右膝に痛みが出て翌日は歩けなくなってしまった。少しずつ良くなりビッコを引きながらでも歩けるようになっていたので2週間ほど様子を見ていたが、改善が遅いので整形外科を受診しMRIを撮ってもらうと右膝の半月板を断裂と診断された。そのため、膝に負担がかかる山登りはしばらくできなくなってしまった。それでも8月中旬からは普通に歩くことには支障がなくなってきた。3年前から松尾芭蕉の“奥の細道”の「平泉~一関市~尿前の関(しとまえのせき)~山伐峠(なたぎりとうげ)~尾花沢~最上川(川下り)~出羽三山~酒田~象潟」を歩いていたので、今回は平泉までの“奥の細道”を歩くことにしようと考えた。天候上の都合もあったが、最終的には“日光街道杉並木~一関市”までを歩くことができた。しかし、妻は初日からアキレス腱を痛めて長距離は歩けなくなり、私も足にマメがいくつもできてしまったので最後は車にも乗りながらビッコを引きながらの旅になってしまった。

    最も大事な診療についての話が最後になってしまったが、公立相馬総合病院の副院長・小児科科長の伊藤正樹先生の丁寧で温かいご指導により本当に順調に進めることができた。初日の患者数は18人であった。発熱の児が多く、手足口病などのエンテロウイルス感染症が流行しているようだった。慣れない電子カルテではあったがわからないところは看護師さんにも教えてもらいながらどうにか大きな間違いもせずに終わることができた。2日目も18人くらいで、無菌性髄膜炎と熱が続いて脱水になっている児(突発性発疹だった)が入院になったが病棟担当に鈴木先生に適切に処理していただいた。その後の4日間は患者数が10人以内で、入院するような重症の患者もいなくてゆっくりと診療することができた。

    診療前日のホテルは病院が手配してくれて無料だった。ただ、妻の分は当然のことながら有料で、それ以外の滞在中4週間のホテル代や食費もかさみ少し散財することになったが、なかなか福岡からは来られない東北地方をゆっくりと巡ることができ、気分的にも「少しは医療支援ができたかな」という高揚感が残り、体力的に余力があれば「また来てみたいな」という気持ちである。
  • 2024/05/07 中川先生、ご支援ありがとうございました. 伊藤 正樹 (所属:公立相馬総合病院)
    中川先生、ご支援ありがとうございました.
    重症患者の対応にご協力いただき、大変助かったとのことでした. 感謝申し上げます.
    また相馬にもお越しください.

    暑い日が続きますが、先生もどうぞご自愛ください.
    今後ともよろしくお願いいたします.
  • 2024/05/07 久しぶりの相馬 中川 良太 (所属:筑波大学医学医療系 救急・集中治療医学)
    私は初期臨床研修の2年間を公立相馬で学びました. なので相馬に行くのは個人的には里帰りのようなものです. ようやく小児科の専門医も取得でき、自分が相馬にいた時から続いている復興支援事業という形で再び相馬で診療する機会をいただけたこと感謝しております.
    小児科学会誌で年に数回パンフレットが入っておりますが、本当に「こころをつむぐ、ほそくながく」だと思います.
    この輪が細くも末永く続いていきますように.
    今後も微力ながらお力添えできれば幸いです.
  • 2023/03/21 白川先生 ご支援 ありがとうございました! 白川佳代子 (所属:しらかわ小児科医院)
    白川先生 ご支援、本当にありがとうございました
    引き続きどうかよろしくお願いします 事務局より
  • 2023/03/14 公立相馬総合病院に肺炎で入院したことがあります 森 福春(よしはる) (所属:山形県村山保健所)
    私は相馬市出身で、小学校高学年の頃、公立相馬総合病院に肺炎で入院したことがあります。その時に救急外来で点滴してもらったことや、6人部屋の病室、病棟の窓からみていた景色は、今も覚えています。高校卒業後は実家(地元)を離れていたので、東日本大震災の時は、地元に対する罪悪感、無力感を感じたこともありました。今回は、東日本大震災の復興支援事業という形で、公立相馬総合病院で診療する機会を頂き、誠にありがとうございました。救急外来で診る子どもたちは、かつての自分と思い、身を引き締めて望みました。一方、お世話になった病院で数時間でも働けたことに対して、少し感慨深い思いもありました。今回は、伊藤先生、早田係長様、当日の救急外来のスタッフの皆様に、逆に支援を受けて診療していたという状況でしたが、次はもう少しスムーズに対応できると思います。また機会があれば、よろしくお願いいたします。
  • 2022/10/26 杉浦先生、先日はご支援ありがとうございました 伊藤 正樹 (所属:公立相馬総合病院)
    杉浦先生、先日はご支援ありがとうございました。熱性けいれんの児の救急対応も

    していただき、大変助かりました。また次回もよろしくお願いいたします。

    朝晩寒くなってまいりましたので、先生もどうぞご自愛ください。
  • 2022/10/24 少しでもお役に立てれば幸いです 杉浦崇浩 (所属:豊橋市民病院)
    同僚医師より公立相馬病院の診療支援について知り、時折支援に伺わせていただいています。
    伊藤先生はじめ病院スタッフ様・事務様共とても優しく対応くださりとてもありがたいです。
    また受診するお子さんや親御さんたちも非常に素直で、診療に際し皆さん感謝の意を伝えてくださいます。 また診療後は病院直近の 『天宝の湯(http://tenpou.main.jp/)』 で一汗流すことができ、診療に伺わせていただく時はそれを密かな楽しみにしております。 
    正直給料に見合った働きができておらず申し訳なく感じますが、少しでもお役にたてれば幸いです。引き続きどうぞよろしくお願い致します。
もっと見る