事務局からのお知らせ
仮設から立ち上がる岩手県立高田病院
2020年11月14日
それでもなお
2020年11月11日
あの日
2020年11月10日
上記の表は、甚大な被害を被った岩手県沿岸部 3県立病院の被災状況になります
あらためて10年目に思いを巡らすと、津波の恐ろしさ、そして今に至る生き様を
振り返ることとなります
あの時
2020年11月8日
10年を迎えるに当たり、当時を振り返ります
下記は、「日本小児救急医学会・東日本大震災支援特別委員会最終報告 岩手県活動報告」からの一節です
「6歳と4歳の姉妹です.主訴は2人とも鼻汁 咳 嗽などで普通に風邪薬を持って帰っていただいた のですが,薬待ちの間,母親から相談をうけまし た.内容は姉の妹に対する暴力がひどいというこ と.妹の頭をかなり強く踏み付けたりするそうで 慌てて親が制止するそうです.また暴力以外には 朝と夕方に表で大声をあげながら走り回ったりす るとのことでした.その姉は被災時,高台の上か ら屋根の上に人間が乗ったまま流されていくのを 見ていたそうです.母親は,姉がそういったことを目撃してしまったことが原因で,
『ヒトはここまでやると傷ついてしまうという 箍(たが)というか,基準が壊れてしまったよう なんです』
と表現していました.現在,心のケアにつな がっております.母親は診療室で相談できたこと でかなり気分が楽になったと,帰って行きました.」
報告書にあるお子様は、いま、元気なのでしょうか?こころの底にあるものを引き出すのではなく、わき上がってくるものを受け止める環境が必要なのでしょうね
報告書のリンクは、こちら