事務局からのお知らせ
福島県担当挨拶
そろそろコロナも落ち着きつつあるでしょうか
東北の桜の季節もすっかり過ぎてしましましたね
さて、掲載にお時間を要して申し訳ありませんでしたが、
3県目 福島県担当 伊藤諒介のコメントを掲載させて頂きます
皆様、どうぞよろしくお願いいたします
以下コメント
東日本大震災小児医療復興新生事務局(福島県担当)の伊藤と申します。
本年度から新たに担当の任を引き継ぎました。どうぞよろしくお願いいたします。
日本小児救急医学会災害医療委員会東日本大震災継続支援WGをはじめ、
当プログラムの運営にご支援・ご協力をいただいている医療関係者及び関係各位に対し、
この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。
当県では、令和2年3月に全町避難が続く双葉町について、
帰還困難区域の一部の避難指示が解除され、
JR常磐線が全線再開するなど着実に復興に向けて安心して帰還できる環境づくりが進められております。
また、同月に本県における医師確保施策の基本指針となる「福島県医師確保計画」を策定しました。
当県の医師数は、東日本大震災以前から深刻な状況な状況にあり、震災後さらに減少しましたが、
その後医師数は年々増加し、平成28年度時点においては、東日本大震災以前の水準まで回復しております。
しかしながら、東日本大震災から9年余を経過した今もなお、
相双医療圏については、多くの方々が避難生活を続けているだけでなく、
未だ東日本大震災以前の水準まで医師数は回復しておらず、今後の住民の帰還等を見据え、
引き続き医師確保に向けた取組を進めていく必要があります。
復興を更に前へと進めていくためには、その土台となる県民の健康を長期的に見守り、
安全と安心を確保していくことが大切です。
当県の未来を担う子どもたちが安心して伸び伸びと暮らすことができるふくしまを実現するため、
引き続き、全国の医師の皆様のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
福島県保健福祉部 医療人材対策室 主事 伊藤 諒介