みんなのコメント[2013年11月]

真っ暗な高田病院森山秀徳(所属:岩手県立高田病院 小児科)

2013/11/26 [岩手県立高田病院]
11月に入り一段と寒くなり、雪も降り始めました。紅葉もおしまいですね。日が暮れるのも早くなりました。
そこで、まずしなければいけないことがタイヤ交換!!東京では車がなくても生活できますが、ここでは車がないとコンビニにも行けません。車は必須であり、道路が凍る前にタイヤを冬用タイヤに変えないと大変なことになってしまいます。昨年、自分が運転する車がスピンしてしまったイヤな記憶がよみがえります・・・(なんとか車と共に無事でした。)

これからまたちょっと憂鬱な季節が始まろうとしていますが、なんとか乗り越えてがんばっていきたいと思います!(写真 16時30分頃の真っ暗な高田病院)

大海の一滴川野 達也(所属:大分大学医学部小児科)

2013/11/16 [岩手県立大船渡病院]
平成25年3月から小児科学会の支援事業および当科教授の指示により、毎月の岩手県気仙地区(大船渡市、陸前高田市)への定期診療応援が始まり、8回目の今回、10月23日~26日まで大船渡市に来させていただきました。
ここに来るまでは、実質2日半の支援で自分に何が出来るのか、非常に疑問に感じでいました。
大震災から2年半が経過した今でも、復興とは程遠い現状を目の当たりにし、とても衝撃を受け目の前が涙でかすみました。被災地の今を身を持って実感できたことは、私にとって大きな意識改革につながりました。医療支援の初めの一歩として、被災地や小児医療の状況を身をもって知っただけでも、意義があることと思いました。
私達の支援は、大海のたった一滴の水に過ぎないのかもしれません。でもその一滴の水が集まって大海になるのだという思いを新たにしました。出来ることは限られていますが、それでも自分達に出来ることをコツコツと続けて行きたいと強く思うようになりました。これから被災地の先生方や地域の方々に貢献するには何をすべきか考え続けて行きたいと思います。是非、今後も継続し、本当の意味での医療支援につなげていきたいと思います。当地の小児医療の発展を願ってやみません。
このような機会を与えていただき、本当にありがとうございました。